Madeleine Fiello 3月 26, 2020

新型コロナウイルスの感染が世界的に影響を及ぼしているのは周知のとおりです。学校は休校、イベントはキャンセル、そして政府は在宅勤務を推奨しています。健康を維持し、コロナウイルスのこれ以上の感染拡大を防ぐためには、在宅勤務をし、社会的隔離を実施するのが望ましいでしょう。 

アディティブマニュファクチャリングの業界では、対面コミュニケーションを最小限に抑えるためにキーとなるのはAM向けソフトウェアです。リモートで対応できるソリューションや無料ツールだけでなく、多くのAM向けソフトウェアが在宅勤務をサポートしています。今回は3Dプリント業務で役にたつ、生産性を維持するヒントをご紹介します。 

 

1. 柔軟なライセンス対応を活用する 

従業員の在宅勤務を実施する企業は、リモートでアクセスするためのPCやネットワークの準備が必要かと思います。多くの人がオフィス外の環境で仕事をすることに慣れていない場合でも、必要なツールの柔軟なライセンスを活用することで、事業継続の中断というリスクを最小限に抑えることができます。 

この期間、お客様のお役に立ちたいという思いから、マテリアライズは 無償ライセンス を 保守契約 が有効なお客様に提供することを決定致しました。この無償ライセンスを使用することで、家にいながらもマテリアライズのソフトウェアを使用し、業務を継続することが可能になります。 

 

Continue your work on AM software from home with flexible license
柔軟なライセンスで家にいながら業務を続ける

 

2. 無料ソフトウェアを使用する 

3Dプリント請け負い現場で正確に造形するには、お客様と営業のスムーズなコミュニケーションは非常に大切です。しかし今はその会話を対面で行うことは難しい状況です。そこで、データ準備のところで無料のソフトウェアを使用すると、お客様とデータ共有及びコミュニケーションを円滑にすることができます。  

MiniMagics という無料ソフトウェアを使用すると、Magicsを持っていないお客様でも、家にあるデバイスでSTLファイルを確認することができます。MagicsとMiniMagicsの互換性により、コメントの共有、測定、バッドエッヂの表示、フリップされた三角形、複数シェルなどの確認ができます。対面でのコミュニケーションはできませんが、無料ソフトウェアを使用することで対面で行っているようなコミュニケーションを実現させることができます。 

さらに、AM向けソフトウェアを使用しなくても、お客様とデータファイルを共有することもできます。3D PDFでデータを出力し共有すれば、お客様はデザインの確認や肉厚情報などの確認、コメントの追加も可能になります。(MiniMagicsを使用する方がより多くの機能を使用できます。) 

 

3. ソフトウェアの中でコミュニケーションを 

このようなリモート作業が必要な状況で、無償の柔軟なライセンスや、AM向けソフトウェアを使用することで、他者との接触を減らすことができる選択肢があります。お客様や同僚とより円滑なコミュニケーションをするために、AM向けソフトウェアなどのデジタルプラットフォームを使って、アイディアやコメントの共有も役立ちます。 

例えば Magics ユーザーはデータに注釈をつけ、共有することができ、共有された側はMagicsやMiniMagicsを使って確認することができます。さらに、特定個所やエリアに色付けしたり、下図のようにA面などのリマークをつけることもでき、より円滑なコミュニケーションができます。  

 

Add annotations directly to the Magics file for others to see.
閲覧者のためにわかりやすい注釈をMagicsで追加

 

Magicsを使用してチーム内でコミュニケーションをとることも可能です。CADからMagicsに直接 製品製造情報(PMI) をインポートすることで、距離、測定、エラーをデザイナーや製造担当者が確認できます。このデータを使って、マシンオペレーターはパーツの測定値が許容範囲かどうかをデザイナーと会話することができるようになります。 

 

Show distances, measurements, and error margins by importing the PMI.
PMI入力で距離、測定、エラー確認

 

4. デジタルで共有するレポート 

Magicsではデジタルのレポートを作成できます。データ準備する人は、オンラインコミュ二ケーションツールを介して、製造マネージャーとパーツのパラメーター情報を共有が可能です。レポート作成ツールを使うと、マシンオペレーターは測定値の表示やスライス数などビルド内の部パーツ情報を直接ツールから確認することができます。 

デジタルレポートを介して、マシンオペレータ―は造形中のものと、その後の作業についても確認できます。Streamics はマテリアライズの生産管理ソフトウェアで、パーツのトラッキングや失敗した造形情報を確認することも可能です。  

 

Easily trace AM data from end-to-end with Streamics.
Streamicsで造形トラック

 

5. 製造全体を見る 

デジタルで情報を共有することで、人との接触を防ぐことができます。製造を維持することは、現時点で生産管理ソフトがサポートできることのひとつです。 

Streamics というソフトウェアがあれば、データを造形機に直接送り、そのステータスを管理することができます。さらにそのデータを使うことで造形機の進捗状況を把握し、すべての造形機の使用を最適化することができます。Streamicsは人との接触を減らすだけでなく、すべての造形機のステータスチェックの時間をも削減してくれるソフトウェアです。 

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