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新型コロナウイルスのパンデミック中でもAMの生産性を維持する5つの方法

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新型コロナウイルスの感染が世界的に影響を及ぼしているのは周知のとおりです。学校は休校、イベントはキャンセル、そして政府は在宅勤務を推奨しています。健康を維持し、コロナウイルスのこれ以上の感染拡大を防ぐためには、在宅勤務をし、社会的隔離を実施するのが望ましいでしょう。 

アディティブ・マニュファクチャリングの業界で、対面コミュニケーションを最小限に抑えるためにキーとなるのはAM向けソフトウェアです。リモートで対応できるソリューションや無料ツールだけでなく、多くのAM向けソフトウェアが在宅勤務をサポートしています。今回は3Dプリント業務で役にたつ、生産性を維持するヒントをご紹介します。 

1. 柔軟なライセンス対応を活用する

従業員の在宅勤務を実施する企業は、リモートでアクセスするためのPCやネットワークの準備が必要です。多くの人がオフィス外の環境で仕事をすることに慣れていない場合でも、必要なツールの柔軟なライセンスを活用することで、事業継続の中断というリスクを最小限に抑えることができます。 

この期間、お客様のお役に立ちたいという思いから、マテリアライズは 無償ライセンス を 保守契約 が有効なお客様に提供することを決定致しました。この無償ライセンスを使用することで、家にいながらもマテリアライズのソフトウェアを使用し、業務を継続することが可能になります。 

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柔軟なライセンスで自宅にいながら業務を続ける

2. 無料ソフトウェアを使用する

3Dプリント請け負い現場で正確に造形するには、お客様と営業のスムーズなコミュニケーションが非常に重要となります。しかし今はそのコミュニケーションを対面で行うことは難しい状況です。そこで、データ準備の段階で無料のソフトウェアを使用することで、お客様とデータ共有及びコミュニケーションを円滑にすることができます。  

MiniMagics という無料ソフトウェアを使用すると、Magicsを持っていないお客様でも、家にあるデバイスでSTLファイルを確認することができます。MagicsとMiniMagicsの互換性により、コメントの共有、測定、バッドエッヂの表示、フリップされた三角形、複数シェルなどの確認ができます。対面でのコミュニケーションはできませんが、無料ソフトウェアを使用することで対面で行っているようなコミュニケーションを実現させることができます。 

さらに、AM向けソフトウェアを使用せずに、お客様とデータファイルを共有することもできます。3D PDFでデータを出力し共有すれば、お客様はデザインの確認や肉厚情報などの確認、コメントの追加も可能になります。(MiniMagicsを使用する方がより多くの機能を使用できます。) 

3. ソフトウェアの中でコミュニケーションを

このようなリモート作業が必要な状況で、無償の柔軟なライセンスや、AM向けソフトウェアを使用することは、他者との接触を減らすことにつながります。お客様や同僚とより円滑なコミュニケーションをするために、AM向けソフトウェアなどのデジタルプラットフォームを利用することで、アイディアやコメントの共有にも役立ちます。 

例えば Magics ユーザーはデータに注釈をつけ、共有することができ、共有された側はMagicsやMiniMagicsを使って確認することができます。さらに、特定箇所やエリアに色付けしたり、下図のようにA面などのリマークをつけることもでき、より円滑なコミュニケーションが可能になります。  

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閲覧者のためにわかりやすい注釈をMagicsで追加

Magicsを使用してチーム内でコミュニケーションをとることも可能です。CADからMagicsに直接 製品製造情報(PMI) をインポートすることで、距離、測定、エラーをデザイナーや製造担当者が確認することができます。このデータを使い、マシンオペレーターはパーツの測定値が許容範囲かどうかをデザイナーと確認することができるようになります。 

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PMI入力で距離、測定、エラー確認

4. デジタルでレポートを共有

Magicsのデジタルレポート作成機能により、データ準備をする担当者は、パーツパラメータを抽出し、オンラインコミュ二ケーションツールを介して生産管理者との情報の共有が可能となります。レポート作成ツールを使用することで、マシンオペレーターは、他の人と直接話すことなく、測定値の表示やスライス数などビルド内部のパーツ情報を直接ツールから確認することができます。 

また、デジタルレポートを介して、マシンオペレータ―は造形中のパーツや造形終了後のパーツを確認できます。マテリアライズの生産管理ソフトウェアでであるStreamics により、ボタンをクリックするだけで、パーツのトラッキングや失敗した造形情報を確認することが可能となります。  

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StreamicsでAMデータをエンド・ツー・エンドで簡単にトレース

5. 生産概要を明確に把握

デジタルで情報を共有することで、人との接触を防ぐことができます。生産を維持することは、現時点で生産管理ソフトがサポートできることのひとつです。 

Streamics というソフトウェアがあれば、データをマシンに直接送り、そのステータスを管理することができます。さらにそのデータを使うことでマシンの進捗状況を把握し、すべてのマシンの使用を最適化することができます。Streamicsは他社との接触を減らすだけでなく、すべてのマシンの状態をチェックするために必要な時間をも短縮してくれるソフトウェアです。 


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