マテリアライズはHP、ニコン、Essentiumと協業して3Dプリントの普及をサポート

米国デトロイト-2019年5月20日 

マテリアライズ (NASDAQ:MTLS)は、HP、ニコン、およびEssentiumと協業して、アディティブマニュファクチャリングの生産性と接続性を向上させます。デトロイトで開催されているRAPID+TCT Conferenceで発表された内容は、製造業での3Dプリントの普及を支援します。また、同社の3Dプリントの工程管理ソフトウェアの新バージョンであるStreamics8を2019年6月にリリースすると発表しました。

より優れた装置、材料、ソフトウェア、および高度な金属造形プロセスの開発により、最終製品の製造を補完する、ますます重要な技術として3Dプリントは位置づけられており、この進歩が生み出す機会と競争優位性について、製造業の間で認識が高まっています。

「コスト競争が激化する環境で大規模な3Dプリントを活用するには、生産性と効率を向上させ、3Dプリントを既存の実績ある製造プロセスにシームレスに統合する必要があります。」とマテリアライズの創業者でCEOのFried Vancraenは話す。「3Dプリンティングに起因する残りの制限のいくつかを克服するには、より多くのコントロール、より多くの選択肢、そして最終的にはより低コストでよりオープンな市場モデルを作るために、継続的なイノベーションとコラボレーションが必要である。」
 

2019Rapid+TCT Conferenceにおいて、フラッグシップソフトウェアについて、戦略的なコラボレーションとイノベーションを発表。3Dプリントの普及を促進し、製造の規模を拡大、工場の現場を変革することができます。

HPとマテリアライズは共同で、産業規模の3Dプリントを推進

マテリアライズは、HPとのコラボレーションを拡大し、3DプリンティングソリューションのJet Fusion5200およびJet Fusion 500/300シリーズを含むHP Multi Jet Fusionポートフォリオのすべてのプリンタをサポートする新しいバージョンのビルドプロセッサを開発しています。これにより、Materialise Magics3D Print SuiteとHP Jet Fusionプリントソリューションをシームレスに接続でき、高度なデータ準備と運用管理が可能になります。さらに、Materialise HP Build Processor 2.0を使用すると、HPマシンから運用データを取得して、より適切な運用監視を行うことができます。Materialise Streamicsソフトウェアと組み合わせることで、関連する造形データを保存し、トレーサビリティを向上させることができます。Materialise HP Build Processor 2.0は、今年後半にリリースされる予定です。

HP Jet Fusion 500/300シリーズプリンタを購入されたお客様は、半年間Materialise Magics Essentialsソフトウェアにアクセスができます。これにより、マテリアライズのデータ準備ソフトウェアの高度なカラーおよびテクスチャ処理と、HP Jet Fusion 500/300シリーズのフルスペクトルのカラー機能を組み合わせることができます。 

マテリアライズは世界最大級の3Dプリントの工場を運用しており、HPの新しいJet Fusion5200シリーズプリンタをベースにした新しいアプリケーションを開発し、製造サービスを提供する最初の企業のひとつです。同社は、柔軟で弾性のある部品に最適な、HPの新しい認定材料である熱可塑性ポリウレタンULTRASINTTM(TM)の革新的なソリューション開発についてもお客様と協力しています。 

HPは、Materialise MimicsおよびMimics inPrintソフトウェアと完全な互換性がある3Dプリントテクノロジをテストおよび検証するMaterialiseのプログラムの一部として認定を受けています。この認定により、医療専門家は、HP Jet Fusion 580/380 3DプリンタをMimicsソフトウェア技術と組み合わせて、診断用途および手術計画のためのフルカラー解剖モデルを印刷することができ、患者固有のケアに幅広い利点をもたらします。 

マテリアライズは、診断および手術計画に使用する3Dプリント解剖モデル用ソフトウェアのFDA認可を世界で初めて取得しました。また、メーカーがプリンタをテストおよび検証するためのプログラムを導入し、この認定によりHPはFormlabs、Stratasys、Ultimakerに加わり、認定プリンタメーカーは計4社となりました。 

マテリアライズの認定プログラムの詳細は下記参照ください。http://mtls.me/certification

■Rapidでは、マテリアライズはニコンおよびEssentiumとの戦略的なコラボレーションを発表

コスト競争の激しい今日の環境では、製造業やサービスビューロは、3Dプリントプロセスの生産性と効率向上のために、よりソフトウェアと自動化に頼るようになっています。これは特に金属3Dプリントの場合に顕著で、マテリアライズは、オプトエレクトロニクスおよび精密技術のリーディングサプライヤであるニコンと、3Dプリントの造形プロセスについてより深い知見を得るためコラボレーションしています。マテリアライズソフトウェアおよびマテリアライズコントロールプラットフォームはこれらの研究活動を支援、ユーザに制御の自由度を提供し、造形プロセスの分析を通じて生産性を向上させることを目的としています。

Essentiumは、工業用アディティブマニュファクチャリングの革新的な3Dプリンティングソリューションの装置メーカーであり、2018年11月にマテリアライズは、戦略的パートナーシップを締結し、工業用3Dプリンティングを共同で推進し拡大している。この目標に向けた第一歩として、両社はマテリアライズのMagics EssentialsソフトウェアとEssentium High Speed Extrusion (HSE) 3D Printing Platformの統合を発表した。これにより、精度や速度を犠牲にすることなく、産業用途の3Dプリントによる製造のためのオープンで完全なプラットフォームが提供されます。

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Materialise Streamics 8 will improve connectivity with the factory floor

Materialise Streamics8: 工場現場との接続性を向上

マテリアライズソフトウェア部門のバイスプレジデント・ゼネラルマネージャーであるStefaan Motte氏は、「製造業全体で、つながる工場に対する意識が高まっているにもかかわらず、社内の3Dプリンティング生産プロセスは孤立したハブであることが多い。」と述べる。

「マテリアライズは、3Dプリントの工程を管理し合理化するソフトウェアStreamics 8の導入により、これらの孤立したハブを、既存の生産管理システムに接続し、アディティブマニュファクチャリング専用の製造実行システムを追加することで、効率的で統合された生産設備に変革したいと考えています。」

また、設定により構成変更可能なWebポータルにより、離れた場所にある設計部門は、設計業務の効率化と生産コストの最小化を実現し、生産現場とのコミュニケーションを強化できます。WebベースのAPIにより、3Dプリントの造形現場を既存のビジネスおよび製造ITシステムと簡単に統合できます。これは、3Dプリントが製造プロセス全体の不可欠な一部になるための重要なステップです。  

また、Streamics8は、複数の造形プラットフォームにまたがる3次元自動配置など、生産性の向上に役立つ高度な機能を提供し、造形準備をより効率化します。ユーザは複数の部品を造形計画の画面にドラッグ&ドロップするだけで、部品が自動的に配置され、適切な数の造形業務を実現できます。この3次元自動配置のプロセスにより、年間の人件費を大幅に削減できます。

Streamics8の導入により、マテリアライズは3Dプリントにおけるデジタル著作権管理(DRM)を導入します。DRMは、製造業の企業が高付加価値の最終製品を造形し、グローバルな分散製造ネットワーク上でオペレーションを拡大するための安全で安心な方法を提供します。デザインの保護を可能にすることで、より安全な生産環境を求めるメーカーに安心を提供しています。マテリアライズはパートナーと協力して、真のエンドツーエンドで安全な3Dプリント造形プロセスを確立します。ユーザは事前に定義されたプリンタでのファイルの造形に制限したり、正確な造形品質を保証、再造形の回数を制限したりできます。 

3Dプリントをスケールさせるには、個々のコンポーネントの完全なトレーサビリティも必要です。Streamics 8は、シリアル番号、プロセスパラメータ、パーツのリビジョンなどの関連するすべての造形データを自動的に保存し、このデータを常に利用できるようにします。Streamics8は、テキストラベルとデータマトリックスラベルの両方をサポートし、データマトリックスラベルは、3Dプリントされた標準ラベルの英数字データを、個々のパーツに自動的に適用できるデータマトリックスコードに変換します。これらのスマートタグはより小さく、機械で読み取り可能であり、人為的ミスを減らし、製造後処理をさらに自動化します。 

Streamics8はMTConnectのサポートし、一部のStratasys3Dプリンタなど、MTConnect対応マシンをより適切にモニタリングできるようにします。さらに、Streamics8では、専用のビルドプロセッサにより、ArcamおよびHPプリンタのマシンモニタリング機能が向上しています。Streamicsダッシュボード上の重要な機械パラメータ (機械の状態や生産経過時間など) をライブ監視することで、オペレータは生産プロセスをより詳細に制御し、全体的な生産性を向上させることができます。マテリアライズは、より優れた接続性とより効率的な運用を実現するためには、オープンな標準化が重要であると考えており、将来的にはOPC-UAなどの他のマシン通信の標準規格をサポートする計画です。

Streamics8は2019年6月に発売予定。

詳細については、こちらを参照してください。(www.materialise.com/en/software/streamics)

高度なシミュレーション機能

さらに、Materialiseは金属造形のシミュレーションソフトウェアのバージョン2を発表、速度が大幅に向上し、高度なシミュレーション機能が提供されます。Materialise Simulation 2.0により、シミュレーションの管理が容易になり、より多くのユーザがシミュレーションにアクセスできるようになります。オペレータは解析を通じて、製造パーツの変形を予測、分析できます。これにより、造形準備を最適化し、コストのかかる再造形や失敗回数を減らすことができます。 

新バージョンでは、ファイル管理の速度が最大9倍向上し、サイズの大きいファイルも処理できるようになりました。新しいシミュレーション機能には 「パーツの変形補正」 が含まれており、ユーザは熱に関連するパーツの変形を予測して補正することができます。新しいバージョンでは、造形プロセス中の過熱を防ぐ熱拡散のシミュレーションも可能です。Materialise Simulation 2.0は、Materialise Magics23のオプションモジュールとして提供されます。 

RAPID+TCTカンファレンスの参加者は、2019年5月20~23日にデトロイトのコボ・センターにて、1417番Materialiseブースにお越しください。

Materialiseについて

マテリアライズは、約30年間の3Dプリントの経験を、さまざまなソフトウェアソリューションと3Dプリントサービスに取り入れ、業界のバックボーンを形成しています。マテリアライズのオープンで柔軟なソリューションは、ヘルスケア、自動車、航空宇宙、芸術とデザイン、および消費財を含むさまざまな業界のプレーヤーが、世界をより良く健康的な場所にすることを目的とした革新的な3Dプリントの用途開発を可能にします。ベルギーに本社を置き、世界中に支社を持つマテリアライズは、業界最大のソフトウェア開発者のグループと、世界最大級の3Dプリントの施設を保有しています。詳細については、www.materialise.com.をご覧ください。

 

お問い合わせ先

Email: info@materialise.co.jp

Visit: http://www.materialise.com/ja

 

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