3D技術が世界初の両手・顔面移植の成功をサポート

Materialiseの3Dプリントと手術計画ツールが、スピードと精度を向上。

New York - February 3, 2021. Materialiseが開発した3D技術は、ニューヨーク州マンハッタンのNYU Langone Healthで成功裏に行われた世界初の両手と顔の同時移植において、重要な役割を果たしました。 Materialiseの革新的な3Dプランニングとプリンティングツールは、このような複雑な医療処置に必要なスピードと精度の向上をサポートします。 両手移植や顔面移植で使用されるような3Dプリントされた個人に合ったツールも、日常の手術で使用することが少しずつ一般的になっています。それによって、外科医は治療に対して更なる自信を得ることができ、結果として患者の転帰を改善することにつながっています。

Joe DiMeo before and after the surgery

Joe DiMeo before and after the surgery. Image courtesy of NYU Langone.

この22歳の患者は、交通事故でやけどを負い、顔と両腕に重傷を負いました。 軟部組織に大きな損傷を受け、通常の生活を送ることが出来なくなってしまいました。 14か月間の準備期間中、マテリアライズの臨床エンジニアは、NYC Laugoneの外科医と一緒にチームを結成し、ラボ環境で手術リハーサルを行い、手術計画の開発と微調整を行いました。 適切なドナーが見つかると、Dr. Eduardo D. Rodriguezと、再建形成外科のProf. Helen L. Kimmel、NYU Langoneの形成外科のHansjörg Wyss部門の部長が率いるチームは、患者の機能、外観、生活の質を向上させる手術を開始するまでにわずか24時間しか時間がありませんでした。

Surgery rehearsal

画像ベースの計画と医療用3Dプリントによって、手術室に入る前に外科医は詳細な洞察を得、より自信を持つことができます。これは、個人に合った患者ケアにおける革命の一つです。

手術までの数か月間、マテリアライズのエンジニアは手術計画の開発を調整し、CTスキャンに基づいて画面上の3Dモデルを作成しました。 これにより、外科医と臨床エンジニアは、バーチャルに手術を計画し、様々なシナリオを3次元で視覚化して、解剖学的な骨の構造を深く理解し、最適な手術の流れを決定することが出来ました。 また、術前計画により、外科医は様々な医療用インプラントをバーチャルに選択して配置し、最適な解剖学的適合を予測することが可能になりました。 手術計画が確定すると、Materialiseは、移植手術中に使用するためのパーソナライズされた手術ガイド、解剖学的モデル、ツールを3Dプリントしました。

この重要な手順の間、Dr. Eduardo D. Rodriguezと彼の16人の外科チームは、Materialiseの3Dプリントされたカッティングおよびドリリングガイドを使用しました。 骨片の再配置と固定のためのこの完全ガイドシステムは、患者の解剖学的構造に合わせた特有のもので、医療器具を非常に正確に配置し、手術全体の時間を短縮するのに役立ちました。 さらに、Materialiseは、神経と血管のための3Dプリントされた滅菌可能な識別タグ、ドナーの輸送中に使用される3Dプリントモデル、3Dプリントされたスプリントを作成し、軟部組織の再建中にドナーの手の位置を最適化できるようにしました。

Surgery rehearsal

14か月間の準備期間中、Materialiseの臨床エンジニアは、NYU Langoneの外科医と共にチームを形成し、ラボ環境で手術のリハーサルを行い、手術計画の開発と微調整を行いました。

「このような複雑な移植手術は、大規模な専門家チームを集め、新しい特有の課題を提示します」とDr. Rodriguezは言います。「そのためには、慎重な計画が必要で、タイミング、効率、精確さが絶対的に重要になります。事実上、3Dで手術を計画し、3Dプリントされた患者専用のツールを作成することで、術前の段階でさらなる洞察を得ることができ、時間が重要となってくる手術において、スピードと精度を高めることができました。」

「画像ベースのプランニングと医療用3Dプリントは、手術室に入る前に外科医に詳細な洞察と更なる自信を提供し、患者個別のケアに革命をもたらしました」と、副社長兼北米ゼネラルマネージャーのBryan Crutchfieldは述べています。 「結果として、大手病院では、3D技術なしでは不可能なレベルの予測可能性を実現できるため、3Dプランニングとプリンティングサービスを医療行為の一部として採用しています。」

Mateiraliseは、3Dプリントの多くの先進的な医療アプリケーションを開拓しており、研究者、エンジニア、臨床医が、生命の改善と救命に役立つ革新的で個別化された治療法を開発することを可能にしています。 Mateiraliseのソフトウェアおよびサービスのプラットフォームは、臨床及び研究環境における認定医療用3D印刷の基盤を形成し、仮想計画ソフトウェアツール、3Dプリントされた解剖学的モデル、および個別化された手術ガイドやインプラントを提供しています。

Materialiseについて

Mateiraliseは、30年にわたる3Dプリントの経験を様々なソフトウェアソリューションと3Dプリントサービスに組み込み、3D プリント業界のバックボーンを形成しています。 Materialiseのオープンで柔軟なソリューションは、ヘルスケア、自動車、航空宇宙、アート&デザイン、消費財など、様々な業界のプレイヤーが、世界をより良く、より健康的な場所にすることを目的とした革新的な3Dプリントアプリケーションを構築することを可能にします。 ベルギーに本社を置き、世界中に支社を持つMaterialiseは、業界最大のソフトウェア開発者グループと世界最大級の3Dプリント施設を兼ね備えています。

For additional information, please visit: www.materialise.com

L-101788

Press contact:

Kristof Sehmke

Email: Kristof.sehmke@materialise.be
Or press@materialise.com
Twitter: @MaterialiseNV
Visit: www.materialise.com

Pictures:

Surgery rehearsal

14か月間の準備期間中、Materialiseの臨床エンジニアは、NYU Langoneの外科医と共にチームを形成し、ラボ環境で手術のリハーサルを行い、手術計画の開発と微調整を行いました。

Surgery rehearsal

Materialise engineers coordinated the development of a surgical plan and created an on-screen 3D model based on CT-scans.

Surgery rehearsal

Pre-surgical planning made it possible for surgeons to virtually select and position various medical implants to predict the optimal anatomical fit.

Surgery rehearsal

A fully guided system for bone fragment repositioning and fixation was unique to the patient’s anatomy and helped position the medical tools with great precision, reducing the overall surgery time.

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