オープン前からAvioAero社の新工場をサポートしていたのはマテリアライズのコンサルタントチーム。3Dプリントを用いた生産工程を知り尽くした専門家である彼らが、徹底的なAM生産管理を可能にするソフトウェア「Materialise Streamics」をAvioAeroの生産ラインに合わせて調整。設計から後仕上げ工程まで様々な部門と複数の場所にまたがるAMプロセス全体を合理化すべく、ソフトウェアのモジュール設計最適化など細かい点までAvioAero工場関係者と密な協力を重ね、新工場のオープンを迎えました。

AvioAero社の金属3Dプリント工場内部は?

用途に応じて複数の3Dプリンター機種を使い分けるAvio Aeroの工場ですが、その生産能力や稼働状況はMaterialise Streamicsで一括管理しています。AM生産工程の一部を自動化しながら航空機用パーツ生産を管理し、そのトレーサビリティを確保。さらにStreamicsと連携したMagicsがどんな3Dプリンターの造形準備も効率よく行います。

上記のビデオからは、イタリア、カメリにあるAvio Aeroの3Dプリント製造施設の様子をご覧いただけます。直接金属レーザ焼結法(DMLS)、電子ビーム積層法(EBM)で3Dプリントされる金属航空用パーツと共に、その生産管理を支えるソフトウェアも登場。金属3Dプリントをいち早く生産ラインに取り入れた、未来型の工場の内部が覗ける貴重なビデオです。

AvioAeroについて
AvioPropは2004年、チタン、アルミニウム、コバルト基およびステンレス鋼の添加技術製造プロセスにおいて、革新的ソリューションをもたらすことを目標に創立されました。EBM(Electron Beam Melting)技術によるチタン合金のイタリア初の工場でした。AvioPropは間もなくして、バイオメディカルエンジニアリングと航空宇宙産業において、製品とプロセスの革新における重要なスタンダードとなり、自社顧客のためにさまざまな革新的金属粉末を開発してきました。このため顧客たちは、要求の厳しい航空宇宙と医療の部品メーカーが期待する品質、トレーサビリティーおよび管理要件を実現しながら、スピーディな試作からスピーディな製造へと前進できたのです。

GE Aviationは2013年8月、AvioPropを含むAvioAeroの株式取得を完了しました。AvioAeroは今後、General Electricグループ全体にとって、機械伝動装置と低圧タービンの卓越した開発拠点としての役割を果たしていきます。Avio Aeroはイタリアのトリノに本社があり、株式取得により、機械伝動装置、低圧タービン、燃焼技術およびオートメーション・システムの分野において、GEの参加とノウハウ投入がさらに進むことになります。

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