ケーススタディ

CommScope社が1週間で生産数を倍増させることに成功した理由 

CommScope 社は2002年から3D造形に携わってきました。同社のアディティブマニュファクチャリング部門は、当初Materialiseへ3D造形を依頼していましたが、同社内で3D造形業務を展開するまでに成長しました。業務の成長に伴い生産性を高める方法を模索していたところ、Materialise MagicsとSinterモジュールを活用することで、1週間で生産数を倍増させることに成功しました。

課題

パーツ配置プロセスを改善して生産性を向上

解決方法 

アディティブマニュファクチャリング専用ネスティングソフト 

手法 

Magics Sinterモジュールを使用し、より高密度で信頼性の高いパーツ自動配置を迅速に実行

業界 

通信ネットワークインフラ 

CommScope社は3D造形に習熟しており、同社のベルギーチームは18年以上に渡り研究開発部門のためにプロトタイプを3D造形してきました。3D造形したプロトタイプを使用し、企業が有線および無線ネットワークを構築・管理するためのパーツを検証しています。 

3D造形の回数は徐々に増加し、CommScope社からMaterialiseへの造形依頼回数も同様の傾向を辿りました。CommScope社が3D造形業務を社内展開した際には、Materialiseの3D造形用ソフトウェアを導入しました。 

CommScope社が自社で3D造形するようになってからも、同社が保有する3Dプリンタの造形エリアに収まりきらないような自社内で造形が難しいパーツは、継続してMaterialiseに造形依頼をしていました。 

quote

"Materialiseは弊社の3D造形部門に最高のサポートを提供してくれます。"
- CommScope社・3D造形エンジニア Joren Schurmans氏

CommScope社が2019年にSLS方式の3Dプリンタ装置を導入した際、3D造形用のデータ準備とビルド準備のために Materialise Magics を併せて導入しました。Magicsは全体のワークフローを合理化し、生産性が向上しました。しかしMagics Sinter モジュール を追加導入したところ、生産性を飛躍的に向上させることができました。

たった1つのツールで生産を倍増 

CommScope社がSinterモジュールを導入する前は、装置付属のソフトウェアを使用して、パーツ配置を最適化していました。 

「装置付属のソフトウェアを2週間ほど使用して、このソフトウェアでは我々のプロセスに必要な機能が不足していることにすぐ気が付きました」(3D造形エンジニア Joren Schurmans氏) 

「付属のソフトウェアでは、パーツ配置作業に境界ボックスを使用していましたが、ソフトウェアは予測不可能な動作を繰り返していました」(R&Dエンジニア Peter Stockmans氏) 

Geometry nesting

「形状」を用いたパーツ配置で高密度なビルドを実現 

bounding box

「境界ボックス」を用いて迅速なパーツ配置 

Magics Sinterモジュールには、3D配置のオプションとして「境界ボックス」を用いる配置方法もありますが、CommScope社には、「形状」を用いた手動配置が適していました。大きなパーツをマニュアルで配置した後、Sinterモジュールの「形状」を用いたパーツ配置機能を利用して、大きなパーツ間のギャップを小さなパーツで埋めることで、ビルドを最適化することができました。また、Sinterboxに小さなパーツをひとまとめにできるので、造形完了後の後工程作業が容易になるというメリットもありました。 

Sinterモジュールを導入した結果、SLS方式の3Dプリンタでの生産性は急速かつ大幅に向上しました。CommScope社のメンバーは、わずか半日でSinterモジュールのワークフローを習得した後、3D造形のワークフローを最適化し、1週間で生産数を倍増することができました。

Sinter box module in Magics

Sinterboxで3D造形後の小さなパーツを安全に保管し、後工程処理の際にパーツを簡単に取り出せます 。

「Magicsを導入したことで全体的な作業効率が格段に上がりました。パーツの準備やレポート作成にかかる時間が大幅に短縮され、他のプロジェクトに時間を割くことができるようになりました」(3D造形エンジニア Joren Schurmans氏) 

「レポート生成ツールを使えば、300〜400個のパーツを造形したビルド全体のコストをわずか2分で集計することができます」(R&Dエンジニア Peter Stockmans氏)

広範な戦略的パートナーシップ 

MaterialiseとCommScope社は18年以上に渡るパートナーシップを築いており、現在ではCommScope社がMaterialiseに3D造形に関する多くの場面でサポートを依頼する関係にあります。 CommScope社からMaterialiseへの3D造形依頼がきっかけで始まった2社の関係は、CommScope社がアディティブマニュファクチャリングに関する戦略を改善する際に、マテリアライズに信頼を持って頼める関係に発展しました。 

「Materialiseに問い合わせると、技術サポートチームから明確な説明と問題解決のためのスクリーンショットを含む詳細な回答が送られてきます。また、 Magics トレーニング  にも参加しましたが、これは新機能を知る上で大きな助けとなりました。弊社にとって、Materialiseは3D造形部門での最高のサポートです」(3D造形エンジニア Joren Schurmans氏) 

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