Jonathan Cooper, Lip Gang Chong 8月 16, 2021

SOFTWARE

Materialise Magicsのユーザー事例: Zenith Tecnica社

私たちはMaterialise Magicsユーザーを単なる”お客さま”ではなく、重要なパートナーと考えています。そこで今回は、設立当初からお付き合いいただいているAMチャンピオンの方々に、なぜこのソフトウェアを選んだのか、私たちの製品がどのように目標達成に貢献しているのか、そして今後の展望についてお話を伺います。 

2014年に設立された Zenith Tecnica社は、ニュージーランドに拠点を置く、チタンの3Dプリントに特化した契約メーカーです。設立からわずか7年で、この業界のリーダーとしての地位を確立しています。短期間で驚異的な成長を遂げた中で、Materialise Magicsの役割について、チームと会話しました。

今回インタビューした、プロダクションリードのKurt Schmidt氏から興味深い話を聞くことができました。

Zenith Tecnica Production Lead Kurt Schmidt

Zenith Tecnica社 プロダクションリードのKurt Schmidt氏に聞く
Magics活用事例

Materialiseとの出会いはどのようなものでしたか?

Magicsソフトウェアは、2014年に当社の最初のGEアディティブマシンに付属していました。この機械はもともとArcam Q10という機械でしたが、その後Q10plusにアップグレードしました。この機械の面白いところは、Qシリーズの中でも最大級の稼働時間を誇り、私たちはすべての作業をMaterialiseソフトウェアで行っていることです。つまり、Arcamユーザーの中で、Materialise Magicsの使用時間が最も多いのではないかと思います。

The Zenith Tecnica team in front of their 3D printers

2014年のスタート時からMaterialise Magicsを使用するZenith Tecnica社のメンバー

なぜMaterialiseのソフトウェアソリューションを選んだのですか?

他のソフトウェアをいくつか試してみましたが、Magicsのユーザーインターフェースやパーツの修正機能にはかないませんでした。Magicsは本当に素晴らしいです。さらに、Magicsには他のソフトウェアパッケージにはないツールがたくさんあります。

また、カスタマーサポートにも非常に感心しました。マレーシアとベルギーのMaterialiseチームのサポート素晴らしく、フィードバックが速く、私たちユーザーのために製品をより良いものにしようと努力してくれます。

マシンパークやソフトウェアの使用状況は、時代とともにどのように変化していますか?

徐々に増やしてきました。最初は会社用に1ライセンスだったのですが、お客さんのニーズの高まりに合わせて、今では3ライセンス所有しています。SGモジュールはサポート生成用に始めから導入していましたし、Structuresモジュール もずっと使用してきました。最近ではネスティング用にSinterモジュール も導入しました。これにより生産性が向上し、製造密度も高めることができました。

初期の頃と比べて、3Dプリントプロセスにどのような変化がありましたか?

電子ビーム溶解(EBM)では、3Dビルドの体積をフル活用できるのが良い点です。パーツを浮かせたり、マトリョーシカのようにパーツの中にパーツを配置することもできます。そのため、非常に高いネスティング密度を実現することができるのです。

A Zenith Tecnica employee taking a 3D-printed part out of the powder bed.

Zenith Tecnica社がサポート生成にSGモジュールを使用して
電子ビーム溶解法(EBM)でプリントしたメタルパーツ

以前はネスティングをすべて手作業で行わなければならず、何時間もかかっていました。ネスティングモジュールを使えば、ボタンをクリックするだけでネスティングができるので、1つのビルドでより多くのパーツをネスティングし、リードタイムを短縮することができるようになりました。

また、マスラベリングも非常に役立っています。私たちがいつ航空宇宙や医療などの業界では規制が厳しく、すべてのパーツにラベリングが必要です。ラベリングツールを使うことで、ビルドを開始するのに必要なスタッフの数の削減を実現できるのです。

今後、ビジネスはどのように進化していくのでしょうか?その中でのAMの役割とは何だと思いますか?

 

Zenith Tecnica社はチタンEBMのリーダーであることを誇りにしています。AMを軸におき、すべてのお客様のために、能力とキャパシティの拡大を続けていきます。

製造業をより持続可能なものにするために、AMが果たす役割はあると思いますか?

AMでは、パーツを作るのに必要な材料だけを使用するので、本来は廃棄物が少ないのです。当社では、2014年から粉体のリサイクルに関する調査を行っており、5年以上にわたり機械と粉末のデータを蓄積しています。粉末の混合方法には様々なものがありますが、これを行っていないと持続性に欠けるという話もあります。

A machine operator at Zenith Tecnica preparing the machine for 3D printing

Zenith Tecnica社は長年プロセスを微調整し
スクラップ率を大幅に削減することで持続可能性を高めてきた

しかしその一方で、自分が何をしているのか、それが機械的特性にどのような影響を与えるのかを知っておく必要もあります。私たちはプロセスの調整に膨大なリソースを投入してきました。今では粉末の廃棄率が非常に低くなっており、サステナブルなプロセスになっています。  

アディティブ・インダストリーをどのように進化させていきたいですか?

7年前のアディティブ・スペースでは、お客様に素材を信頼してもらうことが最大の課題でした。しかし、それも今では変わりました。人々は積層造形されたパーツに非常に満足し、自信を持っています。あとは、どれだけ複雑なものを扱えるかだと思います。三角形で構成されたパーツを扱う場合、複雑になればなるほどデータは大きくなりますから、処理速度とハードウェアの使用率にかかっています。また、EBMのユーザーは世界的に見ても少ないので、EBM用のシミュレーションツールが出てくれば、とても嬉しいです。

Magicsを使う

Materialise Magicsのユーザーになることで、どのようにお客様のAMオペレーションをスケールアップできるかをご覧ください。

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