Yui Takahara 9月 19, 2013

基調講演

午前中の基調講演では、CEOのウィルフリード・ヴァンクランより急速に広がるAdditive Manufacturingの市場について講演を行いました。2次元のプリンター市場との対比や3Dプリンター業界のエコシステムにおいてマテリアライズが提供するソフトウェアプラットフォームについて講演しました。 続いて、豊田中央研究所の川本氏より「トポロジー最適化による軽量・高剛性シート構造の設計とAMによる試作」についてご講演を頂き、香港中文大学のS.M.Kumta氏からは弊社製品の「Mimics」を利用した整形外科手術の術前計画についてご紹介をいただきました。 午後は2つの部屋に分かれ、『工業分野向けコンファレンス』と『バイオメディカル サミット』を並行して開催いたしました。 ・開会 リュック・リーバウト駐日ベルギー王国大使 ・「The Evolution of the Additive Manufacturing Market」 Wilfried Vancraen, Materialise CEO ・「トポロジー最適化による軽量・高剛性シート構造の設計とAMによる試作」 豊田中央研究所 川本 敦史様 ・「Planning complex prthetic reconstructions using MIMICS.」 S.M.Kumta , The Chinese University of Hong Kong

 

 

工業分野向けコンファレンス

午後には3Dプリンティング技術を活用している工業分野の先端企業の方々からインスピレーションを得られるご講演をいただきました。韓国のヒュンダイモーター キム氏からは「Streamlining for AM process」と題して社内試作業務の整流化について、国内最大級の造形サービス企業であるSolize Products 野口氏からは「製造現場による生産性向上への挑戦」という題でここ数年間の業務効率化と工程の自動化の取り組みについてご講演を頂きました。マテリアライズ矢田からはこれらの生産工程の効率化を支えるソリューションである「Streamics」についてライブデモを行いました。 後半、3Dプリンターによる立体造形出力サービスを提供している東京リスマチック小川氏からは「立体造形工房を支えるSTL修正・編集業務の時間短縮 ― Projetで活用するMagics」というタイトルで弊社「Magics」の活用事例をご紹介いただき、本田技術研究所二輪R&Dセンター滝沢氏には「光造形を活用した開発スタイルのご紹介と光造形のサポート設計作業の効率化」についてご講演頂きました。最後にマテリアライズ土屋から最新バージョンであるMagics18や、金属造形などを支援するモジュールについてご紹介いたしました。 ・「Streamlining for AM process」 ヒュンダイモーターカンパニー Jonghae Kim様 ・「製造現場による生産性向上への挑戦」 Solize Products 野口祥吾様 ・「Materialise Streamics Solutionのライブデモ」 マテリアライズジャパン 矢田拓 ・「立体造形工房を支えるSTL修正・編集業務の時間短縮 ― Projetで活用するMagics」 東京リスマチック 小川義道様 ・「光造形を活用した開発スタイルのご紹介と光造形のサポート設計作業の効率化」 本田技術研究所 二輪R&Dセンター 滝沢卓様 ・「Materialise 最新ソリューションのご紹介」 マテリアライズジャパン 土屋烈

 

バイオメディカル サミット

患者個人にパーソナライズされた治療方法や、一人一人にカスタマイズされたインプラントなどマテリアライズが医療機器メーカーやバイオメディカル分野の研究者の皆様向けに提供している様々な技術について、ユーザー様よりご講演をいただきました。 CT/MRIからの医用画像を元に作成された、患者固有の3D解剖学データをどのように活用し、より高度な医療機器や手術手法の開発にどう活かしているか、事例紹介を頂きました。例として、川澄化学工業様からは「3-maticのステントグラフト設計への応用」と題して、マテリアライズがカスタマイズしてご提供したソフトウェアや実験のためのベンチトップモデルなどについて発表いただきました。 ・「3-maticのステントグラフト設計への応用」 川澄化学工業 多賀一郎様 ・「Computer assisted simulation and surgery in oral and maxillofacial region」 横浜市立大学附属病院 岩井俊憲様 ・「整形外科領域におけるカスタムメイドを目指したインプラント開発の取り組み」 ナカシマメディカル 山本慶太郎様 ・「Forensic anthropologic application using Mimics」 U-Young Lee The Catholic University of Korea ・「Introduction to the Research about the Applied Anatomy using Mimics」 Dai-Soon Kwak The Catholic University of Korea ・「MSCT画像データより光造形および真空注型を併用した先天性心疾患の精密心臓模型の作成」 国立循環器病研究センター 白石公様

 

3Dプリント ファッションショー

日本初(当社調べ)の3Dプリンティングによって製作された衣装のファッションショーを開催しました。

 

 

2013年5月10日から7月17日まで3Dプリンティング技術を活用した伝統的な日本や韓国の髪留めやアクセサリーの『3Dデザイン コンペティション』の募集を行なっておりました。その授賞作品(全10点)の造形物のお披露目や、授賞式も行いました。コンテストで選出された10作品は、メリンダ・ルーイとニコロ・カサスといった国際的にも有名なデザイナーによる創作的なファッションショーにローカルのテイストを加える形で紹介されました。ファッションショーの写真は、Facebookページでもご覧いただけます。 また会場には、オランダ出身のデザイナー、イリス・ヴァン・ヘルペンによる世界的に有名な3Dプリントのドレス「Escapism Dress」という作品も展示されました。建築家のダニエル・ウィドリグとマテリアライズの提携によって創作されたこのドレスは、パリのオートクチュールのキャットウォークで発表され、ロンドンのヴィクトリア&アルバート博物館など有数の博物館でも展示されました。ドレスは、TIME誌が選んだ2011年の発明品ベスト50の一つとして挙げられています。 会議の様子はMONOist様にもご紹介いただきました!

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