yui 1月 11, 2017

アメリカの巨大企業GE(ゼネラル・エレクトリック)社。昨年11月にドイツで行われた製造業の見本市「Formnext」でブースを共有し、共同展示を行ったマテリアライズとGEは、強力なパートナーシップを結んでいます。航空機パーツの製造に3Dプリントを本格的に取り入れ、業界に革命を起こしつつあるGEが「現在、3Dプリント業界に大きな変化が起きている」と語ったインタビューの様子をお届けします。

GEの航空機パーツで示された、3Dプリントがもたらす巨大なインパクト

GEが3Dプリントを使ってすでにフル生産を開始している航空機エンジンの燃料ノズル部品は、この技術が製造業へもたらすインパクトを世界に示し、一躍有名になりました。従来20個のパーツを組み合わせ、ろう付け、溶接など手間のかかるプロセスを経て製造されていたこの燃料ノズル。3Dプリントの利用でひとつのパーツとして造形することが可能になり、重量25%削減、さらには耐久性の5倍アップにも成功しました。この燃料ノズルの効率的な生産規模拡大を可能にした成功の鍵、そこにはマテリアライズの総合的なソフトウェア製品群も含まれています。

 

GE 3d printed LEAP engine fuel nozzle

3DプリントされたGE製、LEAP エンジン用燃料ノズル

 

GEグループの一部門として航空機事業を手がけるGE Aviation、アディティブ・テクノロジー部のリーダーのグレッグ・モリス氏は、ソフトウェアの力について次のようにコメントしています。「『LEAP』と呼ばれるエンジン用に設計されたこの燃料ノズルですが、3Dプリントを使ってこのパーツ生産の規模を拡大していく際、生産コントロール用のソフトウェアとしてGEで使っているのがMaterialise Streamicsです。われわれにとって、時間と手作業を削減するのに欠かせないツールとなるでしょう」

 

Formnextではマテリアライズのブースに沢山の人が集まり製品デモを鑑賞していました。

Formnextではマテリアライズのブースに沢山の人が集まり製品デモを鑑賞していました。

 

生産ラインに革命を起こすなら、今がその時

今回Formnext会場内でマテリアライズのインタビューに答えてくれたのは、GEで機械技術統合部のリーダーを努めるショーン・キース氏。生産過程内でのAMの利用価値、GEが3Dプリント生産する燃料ノズル、そしてパーツ生産過程の全てを記録する「デジタルスレッド」の実現を可能にするMaterialise Streamicsについて語っていただきました。インタビュー内では「ものづくり企業が3Dプリントの力を借りて生産ラインに変革を起こしたいなら、今がその時。GEでもそれは意識している」と強調している姿が印象的でした。

 

GE 3D printing Materialise software

 

上記の動画(日本語字幕付き)では、マテリアライズ、ソフトウェア事業部部長、ステファン・モッテがGEのキース氏にインタビューする様子がご覧いただけます。今後のブログでもその他の業界リーダーへのインタビューの様子をお届けしていく予定ですので、お見逃しなく!